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2017-10

AR-CADのすすめ を 書かせて頂いてます。
使っている方にとっては基本的なことなので、あまり参考にならない事ばかりでスイマセン。
今までは作図を通して、どのように使っていけばいいのか、場面に応じた説明をしました。

今後は補足説明があった方がいいかな?と思われるところや、便利なところがあれば順に紹介しておきます。
今まで同様に、すこしでもCADユーザーが増えることの手助けになれば幸いです。

※我流の部分もありますので最適な方法ではないかもしれませんが、そこは暖かく見守ってください。
※おそらくそんなことかぁと思われるような内容で終わってしまうと思いますので、CADが使える方はスルーしてください。

まだお持ちでない方は、株式会社システムハウス福知山のHPからダウンロードしてください。
使う分には無料のCADですので、こんな素晴らしいものを提供してくださった株式会社システムハウス福知山さんには感謝いたします。

今回は、部品にあたるヒートンを題材に、複写や移動の使い方を説明しようと思います。

ヒートンは写真のような部品です。
ヒートン
輪ゴムをひっかけて、引きバネ代わりに使うときに、そのフックとしてよく使うものです。
比較的良く使う部品ですので、1つ図面に書いておくとあとで使えますので便利ですね。

ではさっそく図面を引いてみましょう。
まずはレイヤ設定から行ってください。

それとヒートンの仕様ですが、これは大雑把でいいのかなと思っています。
でも自分の良く使うのは3ミリ径のものがおおいので、最初からこのサイズで書いておきます。
※実際、図面におく場合には、もうすこし大きいほうが使いやすいかもしれません。

作図はいままで説明してきました機能で全てできますので、細かな解説は省きます。
解らないことがありましたら、1~4を読み返して頂けると幸いです。

ヒートン1
まずは「円・円弧」をつかって、2重線の円を描きます。
この図の場合は、半径1mmと1.5mmです。
※ちいさな作図ですので、表示は700~800%くらいに拡大して行うと作業がし易いと思います。

ヒートン2
直線で垂直に中心線を引き下ろします。長さは適当です。

ヒートン3
直前に引いた中心線をもとに複線と引きます。複線はコピーモードで幅は0.25mm。
左右に引けば、0.5mmの幅の線が引けることになります。

ヒートン4
ヒートンらしくするために、余分な線を消します。
円の切断は、「線切断」を使います。
中心線はあとで使う事になりますが、ここではあると見にくいので、いったん消しておきます。「要素選択」で選んで消してください。
複線で作った線は、「伸縮」で形を整えます。
※線の足りない部分は、必要に応じて補ってください。

ヒートン5
さて、今度はヒートンの先端のとがった部分を描きます。
先ほど消した中心線ですが、ここで再度描き足します。
「中心線」の機能で簡単に引けますので、心配ありません。長さは2mmほどで良いでしょう。
おおよその位置に線を引いてあげます。
さらに、「直線」で角度「0」設定で横線を引きます。
これが先端の尖った部分を描く基準線になります。

ヒートン6
先ほど引いた基準線に従って、直線を引けば尖った部分の作図が簡単にできます。

ヒートン7
さらに余分な基準線を消してすっきりさせれば、ヒートンらしくなりました。

ヒートン8
次に、ネジ込み部分のらせんをひきます。
角度「45」で適当なところに1本線をひきます。

ヒートン9
その線を基準に、複線のコピーモードで幅を「0.25」にして複数本適当に引いてあげます。
さらに線の伸縮で形を整えればヒートンの作図は完成です。

ここまで作ったのなら、せっかくなので、ヒートンの切り口の反対側の物も作っておきましょう。

ここで、いままで使ってなかった「複写」を使います。

ヒートン10
機能メニューから「複写」を選択します。
※トリガーの回転のとき、要素選択から移動を行いました。複写も要素選択でも充分に行えますが、こちらの機能の便利さも体感してください。

ヒートン11
先ほど作図したヒートンを全部選択します。
赤くなった部分で確認でいると思います。

ヒートン12
ここで、「選択範囲確定」をクリックします。これが要素選択で違うところですね。
「選択範囲確定」きちんとクリックしませんと、あとの作業に移れません。

ヒートン13
「移動基点指示」が図のように青く選択されていると思います。
もし青くなっていないならクリックしてください。
※図では文字が赤くなっていますが、通常は黒文字のままで大丈夫です。

これで、どの部分を中心にして移動するのか、CADに教えてあげるわけです。
複写なのに移動?なのですが、機能メニューの「移動」と共通になっている関係、その文書表現がままなのでしょう。
図はありませんが、「移動基点指示」をクリックしたら、図面上のヒートンの部分をクリックして、基点指示します。
今回の場合は、ヒートンの輪の中心にでもクリックしてください。

ヒートン14
そうすると、サブメニューが図のように変わったのが確認できると思います。
モードはデフォルトでは「任意方向」となっていると思います。
位置を決めやすくするため、「X軸方向」に変更しましょう。さらに、数値位置のXに「10」としてあげると、10mm隣の位置に複写されます。

ヒートン15
位置に問題なければ、ここで確定させます。
ここまでは、たんなる複製(コピー)を作っただけです。
ここから反転させるのに、「移動」を使います。

ヒートン16
機能メニューから「移動」を選択します。

ヒートン17
先ほど作った複製を選択します。

ヒートン18
ここでも、「選択範囲確定」をクリックします。これを忘れないでください。

ヒートン19
今回は、反転したものを作りたいので、ここで「反転基準線指示」をクリックします。
さきほどは点だったのに対し、今回は線であることに注意してください。

ヒートン20
基準線の指示によって、様々な方向に反転します。今回は矢印のせんを基準線とします。
※他の線で行うとどうなるのか、色々試してみるといいと思います。

ヒートン21
うまく行けば、図のように向きのことなるヒートンが2つ作図できていると思います。

ヒートン22
移動や複写には、図のように、倍率や角度の指定ができます。
こうして1つ作っておけば、倍率の変更、角度の変更で色々な場面に流用することができます。

どうぞ挑戦してみてください。
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AR-CADのすすめ を 1~4まで書かせて頂きました。
使っている方にとっては基本的なことなので、あまり参考にならない事ばかりでスイマセン。
今までは作図を通して、どのように使っていけばいいのか、場面に応じた説明をしました。

今後は補足説明があった方がいいかな?と思われるところや、便利なところがあれば順に紹介しておきます。
今まで同様に、すこしでもCADユーザーが増えることの手助けになれば幸いです。

※我流の部分もありますので最適な方法ではないかもしれませんが、そこは暖かく見守ってください。
※おそらくそんなことかぁと思われるような内容で終わってしまうと思いますので、CADが使える方はスルーしてください。

まだお持ちでない方は、株式会社システムハウス福知山のHPからダウンロードしてください。
使う分には無料のCADですので、こんな素晴らしいものを提供してくださった株式会社システムハウス福知山さんには感謝いたします。

今回は、ブログなどに図面を公開するにはどうしたらいいのか?
保存方法を補足説明しておきます。

図面画像をデジカメなどの保存タイプであるJPEGで保存したい場合と、実際に図面が印刷できるPDFに保存したい場合との2つの方法があると思います。
さらにはGIFとか、他のCADファイルへの変換とか。

いずれの保存方法も、保存時に選択できます。

名前を付けて保存1

図にあるように、ファイル=>名前を付けて保存を選択します。

名前を付けて保存2

その時に、保存ファイル名を確認してきますが、その下のファイルの種類を選択します。
ここでJPEGfileを選択すれば、写真画像になりますし、Portable Document Formatを選べば、PDF形式で保存できます。

この名前を付けて保存以外にも、保存方法はもう1つあります。

名前を付けて保存3

同じくファイルから今度は「エクスポート」を選びます。
この中で、望みのファイル形式を選択すれば可能です。

ただし、Jpegファイルの画像の大きさは自分で決めることができませんので、
ブログにアップする前に、好みの大きさに加工する必要があります。
もともとWindowsには画面のコピー機能がありますが、この方法なら余分なwindowまで保存せずに済みますので便利です。

さてPDFファイルですが、ブログによっては登録できないところがあります。
私の使っているFC2も同様にPDFファイルはあげることができません。

ではどうやっているかというと、FC2は同じIDでHP用のエリアも作れることができます。
※自分の場合は先にHP用のエリアを申請してまして、その時、ブログができるなら使ってみようかと始めたものですから、もともとHPの利用はしていました。

そのHPのエリアにPDFファイルを保存しておいて、ブログから引用して表示させています。

ですので、ブログで登録できなくとも、無料HPのサーバーを借りさえすれば、図面公開を行うとこが出来ます。
どうぞ挑戦してみてください。
前回からの続き、AR-CADの使い方を自分の知っている範囲で、説明していきます。
すこしでもCADユーザーが増えることの手助けになれば幸いです。
※我流の部分もありますので最適な方法ではないかもしれませんが、そこは暖かく見守ってください。
※おそらくそんなことかぁと思われるような内容で終わってしまうと思いますので、CADが使える方はスルーしてください。

まだお持ちでない方は、株式会社システムハウス福知山のHPからダウンロードしてください。
使う分には無料のCADですので、こんな素晴らしいものを提供してくださった株式会社システムハウス福知山さんには感謝いたします。

図面の題材として、構造が簡単なFMD01を使用しています。

今回の作図は、トリガーです。
前回まで作図しました、「FMD01単発銃」を開いてください。

それではいつものようにレイヤの設定から入ります。
レイヤ8
図の様に5番レイヤのところで設定してください。
鉛筆を5番レイヤに移動。名称を「トリガー」に変更、色を「黒」に変更します。
線幅は「0.13」のままでいいと思います。

まず、トリガーの仕様を決めます。
10ミリ幅の板材で、長さは50ミリにします。

インナーは既にフレームに描いてありますので、そのインナーの下端よりトリガーガードを入れる予定ですから、そうなると、フレーム下端よりトリガーの露出は20ミリ以内に抑える必要があります。

ですので、フレーム下に出すのは19ミリとしますと、フレーム上部に出るのは、
50-19-20=11
11ミリという計算になります。

軸穴はフレーム上端より5ミリほど下の位置が妥当でしょう。
インナーの上端がトリガーストッパーとなりますので、その当たる位置によって、トリガーの寝かたが変わります。
傾きは好みにもよりますが、あまり起きていると、トリガー引いたときに輪ゴムの飛び方にも影響が出ます。

今回はインナーの上端よりも7ミリほど前の位置に軸穴をあけてみることにします。

ここまで仕様が決まりましたら、軸穴をあける基準線を引きます。

まずフレーム上端から5ミリ下の位置を求めたいので、基準線を引きます。
機能メニューから直線モードにし、距離「5」角度「90」にし、インナーの上端から線を引き下ろします。
さらにその下端から前へ7ミリの位置を求めたいので、
直線モードで、距離「7」角度「0」にして線を引きます。
作図27
図の○の中にあるような図形になります。
この位置に、軸穴をあけることになります。

軸穴は3ミリにします。

円弧1
機能メニューから「円・円弧」を選択します。

円弧2
半径を「1.5」にします。

円弧3
先ほど引いた基準線の先端に合わせて、円を描きます。これで軸穴が出来ました。
不要な基準線は消してしまいましょう。要素選択で選んで削除します。

円弧4
さらに、円のセンターが解るように中心線を引いておきます。
直線モードにして、距離OFF、角度OFFで、円の側面にマウスを持ってくると、三角マークが出ます。
そこがセンターですので、そこから水平に引くと2分割の線が引けます。
円弧5
さらに立て線も引いておきましょう。
※CADの機能を使いますと、このように簡単にセンター線が引けます。

軸穴が決まりますと、トリガー本体の作図に入ります。
先ほどトリガーの仕様でフレーム上部には11ミリ出ることが決まっています。
軸穴はフレーム上端より5ミリ下になっていますので、11+5=16ミリを垂直に上へ引けばトリガー上端になります。

機能メニューから直線モードにし、距離「16」角度「90」にし、軸穴のセンターから上へ引いてみましょう。
作図28
図のようになると思います。

今度は10ミリ幅を取ります。
距離「5」角度「0」にして、上端から左右に線を引きましょう。
作図29
左右に引けば5ミリ、5ミリで10ミリ幅が取れます。

作図30
さらに続けて、距離「50」角度「90」で両端から引き下ろせば、10幅の板材が表現できます。

作図31
続けてトリガー下端の水平線の引いてしまい、余分なセンター線を要素選択で選んで消してしまいましょう。
これでトリガーの原型ができました。

さて、トリガーは軸穴を中心に回転するものです。
ストッパーとなるインナーで止まる位置までトリガーを傾けてみましょう。

まず、レイヤ設定で、トリガー以外を動かないようロックします。
レイヤ9
図のようにカギマークをクリックすると、鍵がかかります。これでトリガー以外動かなくなります。

次に要素選択で、トリガー全体を大きく囲みます。トリガー全てを選択してください。
回転1
うまく選択できていると図のようになります。
次に回転する軸の位置を設定します。
回転2
先ほどのトリガー全体が選択されている状態で、移動基点指示をクリックします。
回転3
さらに、続けてトリガーの軸穴のセンターをクリックすると、青い○が軸穴へ移動します。
これで、回転する軸が決まりました。
では傾けてみましょう。マウスを選択したトリガーのまわりで移動してみると、マウスカーソルが回転ように変わる位置があると思います。
そこで回すようにドラッグするとトリガーも一緒に回転し始めます。
回転4
どうですか?うまく回転できましたでしょうか。
こんな感じで、回転させてうまく動くか確認できます。

傾き加減はどうでしょう?傾き過ぎだな?と思いましたら、トリガー全体を要素選択で選んで、フレームの後方へ少し移動してあげましょう。
今回は、このまま行きます。
とりあえずトリガーはまだ傾ける必要がありませんので、元の位置に戻してください。

へんな位置で固まってしまった場合には、メニューの中の「元に戻す」をクリックして、直してください。

では、トリガーらしく見せるために、トリガーの先端を斜めにカットする加工を作図します。
作図32
この線は機構に関係ない部分ですので、おおよそでいいでしょう。
トリガー先端より10ミリほど上から、トリガー先端のセンター位置まで直線をひきます。

作図33
線の切断か、もしくは伸縮で余分な線を消します。

さらに、先端の角を丸めてみましょう。
面取り1
機能メニューから「面取」を選択します。

面取り2
辺の長さは1づつでいいでしょう。

面と取る辺を1つづつ選択しますと、面取りができます。
面取り3
こんな感じに出来れば面取り完了です。

面取り4
ついでに、今までの応用で輪ゴムを掛ける切りかけも作ってしまいましょう。
直線と、線の切断で行います。

面取り5
最後はトリガーを回転させて、ニュートラル位置にしておきましょう。

作図34
これでトリガーまでの作図が完了しました。
※私の設計したFMD01はトリガー上部に加工がありますが、今回は割愛します。いままでの応用でやれますので挑戦してみてください。

保存するのを忘れずに。

あとはトリガーガードを作図すれば図面は完成です。
トリガーガードはいままでの応用で充分作成できると思いますので、あえて説明は省略します。
さらに輪ゴムや釘まで描けるといいですね。
どうぞ挑戦してみてください。

いままでレイヤごとに分けて作図してきました。
こうして分けて描いておくと、あとで部品表に展開するときも非常に楽にできます。
こんなことにも挑戦してみてください。

ここまでお付き合いありがとうございました。お疲れさまでした。








前回からの続き、AR-CADの使い方を自分の知っている範囲で、説明していきます。
すこしでもCADユーザーが増えることの手助けになれば幸いです。
※我流の部分もありますので最適な方法ではないかもしれませんが、そこは暖かく見守ってください。
※おそらくそんなことかぁと思われるような内容で終わってしまうと思いますので、CADが使える方はスルーしてください。

まだお持ちでない方は、株式会社システムハウス福知山のHPからダウンロードしてください。
使う分には無料のCADですので、こんな素晴らしいものを提供してくださった株式会社システムハウス福知山さんには感謝いたします。

図面の題材として、構造が簡単なFMD01を使用しています。

今回の作図は、グリップです。
前回まで作図しました、「FMD01単発銃」を開いてください。

それではいつものようにレイヤの設定から入ります。
レイヤ5
図の様に3番レイヤのところで設定してください。
鉛筆を3番レイヤに移動。名称を「インナー」に変更、色を「黒」に変更します。
線幅は「0.13」のままでいいと思います。

さて、名称をインナーにしたのは、グリップの内部の芯材を先に作図するからです。
このインナーは、30ミリ幅の板材を握り易いように斜めに入れます。
おおよその角度でいいのですが。一応仕様を決めておきます。

インナーは30ミリ幅で41ミリの長さにする。
角度は、フレーム右端より5ミリ左の位置から斜めにフレーム下端へと置くようにします。

では、作図です。

まず、5ミリの位置を求めたいので、基準線を引きます。
機能メニューから直線モードにし、距離「5」角度「0」に設定してください。

作図14
フレーム右端から左へと図のように線を引きます。

作図15
さらに距離OFF、角度「90」にして図のように線を引きます。
これでフレームの5ミリの位置が決まりました。

作図16
今度はインナーの斜めの線を引きます。距離「41」、角度OFFにして図のように引きます。
この線が引けましたら、基準線は不要ですので、要素選択で選んで消してしまってください。

今度は前回、バレルで使った「複線」を使います。
複線を選択し、距離を「30」にします。モードはコピーモードにするのを忘れずに。

作図17
図のように複線が引ければOKです。
さて、これでインナーとなるもとの線が引けました。
しかし、複線がこの位置では面白くありません。
そこで、線の伸縮機能を使います。

伸縮1
機能メニューから「伸縮」を選択。

次に図面から伸縮させたい線を選びます。
今回は、直前に引いた複線ですね。それを選択します。
伸縮2
図のように、対象となる線が赤くなって線の上に□が現れる位置へマウスを移動、そのうえでクリックすると選択できます。

伸縮3
うまく選択できましたら、図のようにフレーム上端まで引き延ばします。クロスする位置まで伸ばすと×マークが現れますので、目安にしてください。

さて次は、インナーの下端の水平線を引きます。
作図18
機能メニューから直線モードにし、距離OFF、角度「0」で図のように引いてください。

先ほど伸縮させた複線の下端がはみ出していますね。これも、機能メニューの「伸縮」をつかって、今度は縮めてください。
作図19
こんな形に修正できればいいですね。
しかしインナーの上端の水平線がまだ引けていません。
きちんとした図面にするため、引いておきましょう。

しかし、フレームの線と重なる部分ですので、引けているか見ても良く解りません。
そこでレイヤの機能を使います。

レイヤ6
レイヤのフレームの左にある「目」のマークをクリックすると、目をつむった形に変わります。
そうすると、フレームが図面から消えます。
この状態なら線を引いたかどうかよく確認ができます。
作図20
これで機能メニューから直線モードにし、距離OFF、角度「0」で図のように引いてください。
これでインナーの1つが作図できました。

先ほど隠しましたフレームの表示をもとに戻しましょう。

今度はグリップ部分の作図に入ります。
それではいつものようにレイヤの設定から入ります。
※毎度のことなので、図は省略します。
4番レイヤのところで設定してください。
鉛筆を4番レイヤに移動。名称を「グリップ」に変更、色を「黒」に変更します。
線幅は「0.13」のままでいいと思います。

グリップの仕様は、インナーと同じ幅は30ミリ、長さは82にします。

機能メニューから直線モードにし、距離「82」角度OFFに設定してください。
作図21
先ほど作図したインナーに沿って、グリップの線も引きます。オレンジの○から○へ合わせるように引いてください。

作図22
続けてもう1本のグリップ線も同じように引いてしまいます。
自分はここでも複線を使って引く方法をよく使用しますが、この場合はインナーですでに30ミリ幅が確保できていますので、そのまま引くことができます。

ではインナーと同じ要領で、グリップ下端の水平線を引いてしまいます。
機能メニューから直線モードにし、距離OFF、角度「0」ですね。

グリップ上端の線は、インナーで行ったように、レイヤの表示を切り替えます。
今回はフレームに加えて、インナーの表示もOFFにします。

そのうえで、グリップ上端の水平線を引きます。
作図23
うまくいけば図のように出来ているハズです。

これでグリップ部分の作図は完了しましたが、グリップエンドにつけるインナーの作図がまだできていません。
続けて描いていきましょう。

レイヤの鉛筆をインナーへ移動します。
レイヤ7
線を描く前に常にレイヤの位置を確認する癖にするといいと思います。

まずは、インナーの下端の水平線を引きます。
作図24
機能メニューから直線モードにし、距離OFF、角度「0」ですね。
グリップの表示はそのままにして、重ねるように引いてしまいましょう。
うまく引けているかは、レイヤのグリップの表示を切り替えして確認してください。

ここで再度「複線」を使います。
複線を選択し、距離を「20」にします。モードはコピーモードにします。
直前に引いたインナーの下端の水平線を選択して複線を引きます。
作図25
図のようになりますので、線の伸縮を使ってグリップに合わせます。
伸縮時はマウスを移動しながら×マークがでるのを確認しつつ位置をきめてください。

今度はインナーの側線を引きます。
レイヤを使ってグリップの表示を消しましょう。
機能メニューから直線を選択、距離、角度ともにOFFにして、側線を2本引いてしまいます。
作図26
このように出来ればOKです。
グリップの表示を戻して、インナーの側線と重なっているか確認してください。
ずれているようでしたら、やり直しして、表示を拡大しながら慎重に位置合わせをするといいでしょう。

これでグリップまでの作図が完了しました。

保存するのを忘れずに。

次回はトリガーの作図に入ります。
トリガーは軸を中心にして回転する部分です。そのあたりの作図の方法を説明します。

ここまでお付き合いありがとうございました。お疲れさまでした。

前回からの続き、AR-CADの使い方を自分の知っている範囲で、説明していきます。
すこしでもCADユーザーが増えることの手助けになれば幸いです。
※我流の部分もありますので最適な方法ではないかもしれませんが、そこは暖かく見守ってください。
※おそらくそんなことかぁと思われるような内容で終わってしまうと思いますので、CADが使える方はスルーしてください。

まだお持ちでない方は、株式会社システムハウス福知山のHPからダウンロードしてください。
使う分には無料のCADですので、こんな素晴らしいものを提供してくださった株式会社システムハウス福知山さんには感謝いたします。

図面の題材として、構造が簡単なFMD01を使用しています。

今回の作図は、バレルです。
前回保存しました、「FMD01単発銃」を開いてください。

それではいつものようにレイヤの設定から入ります。

レイヤ4
図の様に2番レイヤのところで設定してください。
鉛筆を2番レイヤに移動。名称を「バレル」に変更、色を「黒」に変更します。
線幅は「0.13」のままでいいと思います。
※このようにパーツごとにレイヤを分けて設計しておくと、あとでとても楽になります。

さて、バレル15ミリ幅の板材を使用します。それをフレームの左端50ミリほど重ねて、190ミリの寸法で作ります。
しかし、用紙サイズの兼ね合いで190ミリも実際には引くことができません。
ですので、図面上は150ミリで引いておくことにします。

最初にフレームの上端から15ミリの位置を求めたいと思います。
前回行った要領で、機能メニューから直線モードにし、距離「15」角度「90」に設定してください。
※設定をした図は割愛します。設定方法は前回の説明を参照してください。

作図1
その上で、図のようにフレームの左端上部から直線を引き下ろします。図の様にできましたら確定してください。
※この線は位置合わせのためのダミー線です。(基準線です)

2作図
続けて行きます。距離「50」角度「0」にして、先ほど引き下ろした直線の下端から右に直線を引きます。
図と同じように出来ましたら確定してください。

作図3
次は距離「15」角度「90」にして、図のように引きます。
これでフレームとバレルの重なり部分が決まりました。

作図4
今度はバレルの全景を書くために距離「150」角度「0」で図のように直線を引きます。
線の起点は、直前に引いた距離「15」角度「90」の上端からです。間違いのないように。

ここまで描けましたら、邪魔な線を消しておきます。

要素選択1
機能メニューから「要素選択」を選びます。

要素選択2
そのうえで、バレルの作図で一番最初に引いた線をクリックすると、図のように選択された形になります。

要素選択3
そこで、「DEL」キーを押すか、図にある「削除」ボタンをクリックしてみてください。
図面上から選択した線が消えたと思います。

要素選択4
続けて図にある2番目に引いた線も消しておいてください。

作図5
ここまでちゃんとできておれば、図面は図のようになっていると思います。

では、バレルを続けて描きます。

今度は複線を使って描いてみましょう。

複線1
機能メニューから「複線」を選択。

複線2
補助メニューで距離「15」、コピーモードにします。

複線3
そこで、150ミリの直線をクリックすると、緑色の複線が現れると思います。
図のようになりましたら、確定してください。

作図6
続けて行きます。機能メニューから直線モードにし、距離「15」角度「90」に設定して図のように、バレルの左端から引き下ろします。

これでバレルの全景が完成しました。しかし、まだ輪ゴムを掛けるフォールドグループが出来ていません。
フォールドグループは、適当でかまわないのですが、とりあえず仕様を決めておきましょう。
バレル先端の上端2ミリから深さ5ミリ、幅5ミリのものをあけることにします。

まず、バレルの上端から2ミリの位置、さらにそこから5ミリの位置を求めることにします。

作図7

機能メニューから直線モードにし、距離「2」角度「90」に設定して図のように、バレルの上端の適当な位置から引き下ろします。
基準線を求めるためですので、引き下ろす位置はどこでもかまいません。

作図8

続けて、距離「7」(2+5)角度「90」に設定して図のように、バレルの上端の適当な位置から引き下ろします。
これも基準線を求めるためですので、引き下ろす位置はどこでもかまいません。

さらに水平線を引いていきましょう。
バレル上端から位置決めの基準線ができましたので、そこからそれぞれバレル先端に向けて水平線を引きます。
距離はOFF、角度は「0」で行います。

作図9
2本引きますと、大体、こんな風に線が引けていると思います。

さらに、この2つの線の中心線が欲しいですね。

中心線1
機能メニューから「中心線」を選択してください。

中心線2
補助メニューで距離を5にします。

この状態にしておいてから、
中心線3
さきほど上端から2ミリ、7ミリの位置に引いた2本の水平線を順にクリックします。
マウスカーソルが「1」「2」と変化し、選択した線が図のように赤くなったと思います。

その状態が確認できましたら、バレル先端の垂直の線をクリックしてみてください。
中心線4
この図のように中心線が、先端から5ミリの長さで引かれたと思います。問題なければクリックして確定します。

ここまでは準備のための線引きです。いよいよ輪ゴムのフォールドグループを描き込みます。

作図10
機能メニューから直線を選択し、今回は距離も角度もOFFのままで図のように引きます。

作図11
さらに続けて、直線を引きましょう。
これで輪ゴムのフォールドグループが描けました。あとは余分な線を消すだけです。

まず、基準線のために引いた線を消しましょう。
先ほど行いましたように、「要素選択」にして、余分な線を1つづつ消していきます。

作図12
この図の状態になるように消してください。

それでもまだ余分な線がありますね、今度は、それを消しましょう。
線切断1
機能メニューから「線切断」を選択します。

線切断2
バレル先端の垂直線をクリックして選択します。

線切断3
マウスカーソルがハサミの形に変わって「1」という数字が出ていると思います。
そこで、垂直線の切り取る上の位置いマウスを合わせてクリックします。
位置が合うと×マークが出るので合わせ易いと思います。

さらにマウスカーソルが「2」なりますので、下の切る位置を指定します。

線切断4
図のように切ることができればOKです。
ここで注意しなければならないのは、位置を決めようとすると、三角印が出て、そこに位置が寄ろうとします。
この三角印はセンター位置を表しています。この場合はバレル先端の垂直線のセンター位置です。
センター位置で切ってしまうと、うまく線が繋がりません。
ですので、それを避けるために、画面拡大で400%~800%にしてから位置を決めると、センターに寄らずにクリックすることができます。

作図13
これでバレスまでの作図が完了しました。
図のようになっておればOKです。

ひとまず保存しておいてください。

次回はグリップの作図に入ります。
ここまでお付き合いありがとうございました。お疲れさまでした。

今回から少しだけですが、AR-CADの使い方を自分の知っている範囲で、説明していきたいと思います。
すこしでもCADユーザーが増えることの手助けになれば幸いです。
※我流の部分もありますので最適な方法ではないかもしれませんが、そこは暖かく見守ってください。
※おそらくそんなことかぁと思われるような内容で終わってしまうと思いますので、CADが使える方はスルーしてください。

まだお持ちでない方は、株式会社システムハウス福知山のHPからダウンロードしてください。
使う分には無料のCADですので、こんな素晴らしいものを提供してくださった株式会社システムハウス福知山さんには本当に感謝します。

それでは、題材として、構造が簡単なFMD01を使用します。
※CADに入る前に、FMD01はどんなものか参照しておいて頂けると幸いです。

今回はフレームの作図まで説明します。

まず、AR-CADを立ち上げますと、新しい図面1と表示されていると思います。

新しい図面1

ここから図面を引いて行くわけですが、その前に少しだけ環境設定を行っておきます。

設定1
メニューから、設定>動作環境設定を選択してください。

画面環境

画面環境のタグをクリックして、○の部分の設定になっているか、確認しておいてください。
グリッドの表示の部分です。
グリッドを表示しておいたほうが便利な場合が多いので表示させておきます。

CAD環境
さらにCAD詳細設定。
ここは、おそらく設定値はデフォルトのままで大丈夫だと思います。

これで準備完了です。
では、フレームの作図に移りたいのですが、もう1つ準備して、図面枠だけ描いておきましょう。

まず、レイヤ設定を先に行っておきます。
画面向かって右側にレイヤの設定Windowがあります。

レイヤ1

これの0番目のレイヤの設定をします。

レイヤ2
図のように、名称を「用紙枠」、線幅を「0.2」に変更します。
鉛筆マークが図のように0番目に来ているか、確認を忘れずに。

レイヤ設定がすみましたら、いよいよ作図です。

矩形1
機能メニューから矩形を選択します。

新しい図面1-1
図のように矩形を引いてみてください。うまくいきますか?
用紙枠ですので、神経質にならず適当でかまいません。
おおよそ図と同じようなりましたら、確定させます。
※間違いは恐れずに行いましょう。失敗してもメニューの「元に戻す」でやり直しができます。やっぱりさっき行ったもので良かったと思ったときは「やり直し」を使います。

ここまで来ましたら、いよいよフレームの作図に入ります。
しかし、まずはレイヤの設定から行います。

レイヤ3
1番レイヤのところで設定してください。
鉛筆を1番レイヤに移動。名称を「フレーム」に変更、色を「黒」に変更します。
線幅は「0.13」のままでいいと思います。

さて、フレームは20ミリ幅のヒノキ材を使います。長さは145ミリです。
それに合わせて作図を行います。

まず、145ミリの水平線を引きましょう。

直線1
機能メニューから直線を選択します。

直線2
補助メニューで、距離を145、角度を0にします。それぞれのスイッチの切り替えを忘れずに。

新しい図面1-2
図面上に図のように、グリッドに合わせて右から左へ直線を引いてみてください。
思った場所に引けているなら確定させます。

ここでおや?って思われた方があるかもしれません。20ミリ幅のヒノキ材を使うなら矩形が簡単じゃないかと。
しかし、この矩形がとても癖があって自分には使いこなせないものになっています。(あとでの変更、加工が難しい)
ですので、この先も殆ど矩形を使いません。面倒かもしれませんが、お付き合いください。

ここから20ミリ幅の板材を表現するため、20ミリ幅の並行線を引く必要があります。
並行線を引く方法がありますが、ここでは1辺づつ線を引いて方法を取ります。

直線3
先ほど機能メニューで直線を選択していますので、そのままのモードで、今度は距離を20、角度を90にします。

新しい図面1-3
直前に引いた145ミリの水平線の右端に位置を合わせて、そこから垂直に線を図のように引きます。
グリッドに合わせて線が引いてあれば、位置合わせは容易いと思います。

直線4
さらに続けて、今度は距離を140、角度を0にします。

新しい図面1-4
その設定で、図のように直線を引いてください。

直線5
今度は、斜めの線を引きたいので、距離、角度モードは解除します。

新しい図面1-5
先ほど引いた水平線の2本を閉じるように、位置合わせして図のように結びます。
しっかり位置が解るように、画面表示を150%くらいに拡大するとやり易いと思います。

穴の位置は決めていませんが、これでフレーム部分は完成。
今回の課題はここまでで終了です。

ひとまず図面を保存しておきましょう。

保存
名前はなんでもいいのですが、とりあえず「FMD01単発銃」とでもしておいてください。

次回はバレルの作図に入ります。
ここまでお付き合いありがとうございました。
充分使いこなしている訳ではありませんが、興味もって頂けるかたが居らっしゃるなら、せっかくなのでAR-CADの使い方を自分の知っている範囲で、説明していきたいと思います。
すこしでもCADユーザーが増えることの手助けになれば幸いです。

※我流の部分もありますので最適な方法ではないかもしれませんが、そこは暖かく見守ってください。
※おそらくそんなことかぁと思われるような内容で終わってしまうと思いますので、CADが使える方はスルーしてください。

まだお持ちでない方は、株式会社システムハウス福知山のHPからダウンロードしてください。
使う分には無料のCADですので、こんな素晴らしいものを提供してくださった株式会社システムハウス福知山さんには本当に感謝します。

全部で4回くらいに分けて掲載します。
それでも画像の枚数は相当数になりました。

自分は他のCADを使ったことがなく、また製図にも全くの素人ですので、こんなものが説明するのは非常に僭越ですが、やはりCADが使えると使いえないとでは、情報の共有度が違ってくるように思います。
また色々なところで過去の資産を使いまわしすることも可能です。
さらに、動作確認のし易さはCADならではの特権のように思います。

自分の知っていることはゴム銃を製図する上で最低限の内容です。
しかし、それを使えればゴム銃の設計が多少でも楽なることを願って書いておきます。

内容は次の4つになります。

AR-CADのすすめ
1.フレームの作図
2.バレルの作図
3.グリップの作図
4.トリガーの作図

補足
5.保存
6.複写&移動

お時間ありましたらお付き合いください。
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まとめ