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2008-11

 紅葉狩り  2008/11/30 (Sun)
毎年、この時期に家族と恒例で行くのが、足助の香嵐渓へ紅葉狩りにいくことです。

今年は忙しく都合が付けられなくなって、やっと29日に行くことができました。

kour01.jpg
いつもは早い時期に来るので緑が多いんですが、今年はしっかり色づいた景色を望むことができました。

行楽のピークは先週の連休22~24日だったので、本日の29日は幾分人出が少ないように思います。
というのは、
道もまったく混まずに駐車場に入ることができ、駐車場も空きがちらほら。いつもなら空くのを待って駐車するんですが。
楽しみの1つである三州足助屋敷で食事をするのも、いつもは席を取るのが大変ですが、本日は簡単に取ることができましたし、一時は席の空きがあることも有りました。

食事が終わって、ぶらぶら散策していると、妻がこっちへ来いというので言ってみますと、

kour02.jpg
おお!木のオモチャと混じってゴム銃を売ってますやん。
毎年来てますが、これは見た記憶がございません。というか興味が無かっただけかもしれませんが。(^^ゞ
「男の子に大人気のおもちゃです」とコメントが入っているところが面白い。
1つ520円!税込みにしては半端。値段も高いような安いような。

kour03.jpg
ということで、買って帰りました。(笑)

kour04.jpg
開けてみますと、中からゴム銃本体と一緒に的も出てきます。
的の柄は色々ありましたが、これはパンダとカバにアリクイかな?

構造は割り箸ゴム銃と同じで至って簡素なもの。
素材は、フレームにはシナベニアを使っています。
バレルとグリップは、やけに白い木材なので、ヒノキでは無いように思います。
ちょっと見たことがない木材なので、材質の特定ができません。
(松はもうすこし色が入っているように思います。)

グリップは子どもを意識してか、かなり小さく、私の手では全然握りませんでした。

ゴム銃に関わった関係、こういうオモチャをみると嬉しいものです。
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今月の8日ころから図面を引き始めて、こつこつと作ってきました電動機関銃が、やっと完成しました。

FFF01-1.jpg
正面斜め横から見たところです。

いわゆるガトリング銃というタイプです。
バレルは装弾数を稼ぐために8つ装備しています。
バレルのドラム自体を小さくして、こぢんまりしたものにしたかったのですが、回転翼の機関部のクリアランスを大きく取ったため、予想以上に大きくなりすぎてしまいました。

FFF01-2.jpg

横から見た感じです。

みたとおり、ドラムが大きいので、頭でっかちなものになってしまいました。

機関部の構造は、前回の「シアの変更」で紹介しましたように、三角翼の連発銃の構造をドラムに並べて回転によって発射させるものです。

パワーソースは、前に作った「FFK01 電動マシンガン」と同じく、タミヤの3速クランクギヤーボックスです。
ドラムの軸を直接回すだけの簡単な構造ですので、作り上げるには特別な苦労はありませんでしたが、当初は軸の向きが自由にできるタミヤのユニバーサルギヤーボックスを使いましたところ、低速でもトルクが足りなくまったく動かないのでかなり焦りました。
カタログ数値はあまり意識せず、同じモーターを使っているから大丈夫だろうなと軽い気持ちで採用したんですが、トルク値は3速クランクギヤーボックスの方が格段に上ですね。
交換してからは、なんなく動いてくれます。

今回も3速クランクギヤーボックスの低速モードを使っていますので、回転スピードは65rpmです。
8バレルありますので、発射スピードの計算値では520発/分。
秒にして8.66発程度の遅めの発射スピードになると思います。

全体的に、ラミンを多用していますので、重量は思った以上に重いものになりました。

デザインはオッグクラフト社P503ドットデルをかなり意識して作ったのですが、似て非なるものになりました。(^^ゞ
あたまでっかちで、どうにも不格好ですね。

全体が白木なので、グリップはウェンジュを使い引き締めるような色合いにしました。

細部の紹介は、またおいおい機会があれば載せていきたいと思います。

来年の2月には、ゴム銃の工作教室と、豊田市全体でのイベントにもゴム銃を出展しますので、そこで活躍して頂く予定です。

ひとまずは完成して、やれやれです。
今後は工作教室にむけて、材料の切り出しに追われます。

名称:FFF01 電動ガトリング銃
全長:750mm  銃身長:300mm 全高:290mm
適合装弾:オーバンド#16
発射方式:三角翼式瞬間解放
装弾数:64~96発
材質:ヒノキ、アガチス、ラミン、シナベニア、ウェンジュ

★関連記事
ウェンジュ 2008/11/24
現作中のシアを変更 2008/11/27
電動ガトリング銃のメンテナンス 2010/07/02
現在作成中のゴム銃は、三角翼を8ベレル装備した電動ガトリングガンです。
時間的に余裕がなくなかなか思うように作業が進みませんが、なんとかテスト動作できるまで組み上がりました。

そんな中で、三角翼の強度に問題がでてきて色々悩んでましたが、マイスターさんの指摘の通りシアの形も問題がありましたので、変更することにしました。

sia1.jpg
上が旧タイプ。下が今回設計し直したシアです。
形を簡素化して作りやすくしたのが仇になったようです。今回、三角翼に負担を掛けないよう、受け角度を面でとれるように設計し直しました。
素材も、旧タイプはベニアを貼り合わせたものから、ラミン材に変更しました。

sia2.jpg
これがフォールドの状態です。
フォールドでは、どちらも違いはありません。

sia3.jpg
解放時の状態では、旧タイプでは三角翼を点で受けるのに対し、設計しなおしたものは面に近い状態で受けることができます。
これで少しは回転翼に負担が掛からずに済みそうです。

sia4.jpg
これが組み上がったバレルです。全部で8本あります。
ラミンの15ミリ丸棒がバレル本体になります。
ヒノキにくらべ重さの違いが格段にありまして、全体の重量かなりのものになりそうです。

これを組み上げてテスト稼働しましたところ、発射状態はかなり良好でした。
ここまで来ればあとは外装関係だけですので、一気にいきたい所ですが、、、
まだまだ仕事やら所用が多く時間がかかりそうです。作りたい衝動をとこまで抑えられるか、そこが問題ですね。(^^ゞ
 ウェンジュ  2008/11/24 (Mon)
ゴム銃のグリップの素材としてウェンジュというものを、いま作成中の銃に使ってみました。

チークのように濃いブラウンですが、チークよりは黒みがかって木目も良くでています。
自分的には木の風合いがよく出ていて好きな部類です。

FFF01-G.jpg

木目がある分、削るときに木目を意識しないと大変なことになります。

なかなかいい感じじゃないでしょうか。

グリップのデザインは毎回悩みところですが、最後はいつも素材の良さで誤魔化してしまいます。(^^ゞ
先日作ったデリンジャーは思い立って1晩で作ったものなのですが、それでも4~5時間くらいは掛けて作りました。

それを知り合いに見せますと意外に反応が良く、欲しいと言われるので、急遽追加で作る事にしました。
(最初に作ったものは、既に手元にありません。)

FAF03-3.jpg
それで作ったのがこの3挺です。
今回はグリップとアクセサリーをカリンで作りました。
妻は、このアクセサリーの形が鳥に見えるらしく、他にも動物のアクセサリー付けたらとアドバイスもらいました。
本当は動物じゃないんですけど・・・・三角翼の軸穴を隠すために伸ばした形がクチバシに見えるんでしょうね。
ま、いいか。(^^ゞ

なかなか量産できるものでは無いので、これだけ作るのも一苦労。
出来映えは正確さがないので、それぞれ違ってまして、、、真ん中がトリガーの引き代が少なく一番良く出来たなぁと思えるものです。

フレームの止めネジの位置がそれぞれ違っているのは、複雑な事情からです。(^^ゞ

一番上は、ラミン材が足りなくなって買い足したのでバレルの感じが違います。
それと、カリンが無くなったのでアクセサリーが余っていたイチイで誤魔化してます。
トリガーの位置もどう間違えたのか、前にしすぎてバネが効きすぎてしまってます。

色々な意味で一番上のものが出来がわるいですね。
一番最後に作ったんですが、一番出来が悪いってのが残念です。(^^ゞ

FAF03-4.jpg
サイズの比較のため、手のひらにのせて撮してみました。
ボンドを指で引き延ばした後の手ですので汚くてすいません。(笑)
手元にモデルガンが無いので、大きさが合っているかどうか解らないのですが、バレルの長さを除けば、おおよそ同じくらいのサイズで収まっているんじゃないかと思います。

ということで、デリンジャーはここまでにして、次の作品でも手がけようかと思います。。。
その為の構想が色々あるんです。。が、腰を上げるまでの力が要るんですよね。
 秋のふれあい祭り  2008/11/02 (Sun)
本日は毎年行われている秋のふれあい祭りです。

今回は私の造ったマシンガンが最後のイベントで皆さんの前でデモンストレーションされることとなりました。

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出番までひっそりと待つ我が電動マシンガンです。
ちゃんと動くか心配で何回も点検してしまいました。

fure02.jpg
場所を変えて、ここには今年の夏休みに行った夏休み工作講座「輪ゴム銃を作ろう」がパネル展示されています。
そのときに作ったゴム銃も一緒に貼り付けされていました。
大好評でしたので、来年の2月にもまた講座をする予定が早くも計画されています。

さて、最後のイベントがいよいよ始まります。
イベントはじゃんけん大会。沢山の景品の中に私の作ったゴム銃も入っています。
自分の所属しているボランティアグループの若い子達が中心になってじゃんけん大会を進行してくれました。

クライマックスの時に、実行委員長が手にするのが、今回作成した電動マシンガンです。

fure03.jpg

大勢の前でデモをしましたので、後ろまで良く見えるようにとお盆の上に並べた紙コップを撃って頂きました。
心配していましたマシンガンもダダダダッと正常に動いてくれて一段落です。
景品で渡すゴム銃は子ども達の人気の的で、じゃんけんに勝って手にした子に他の子が「くれ!」とせがむシーンもあって笑ってしまいました。

秋の肌寒い日が続いてましたが、この日は晴天に恵まれて大勢の人出に賑わった日になりました。
競技用に以前に造った単発銃を紹介します。

今年2月に行われた関西競技会に向けて作成しました瞬間解放型の競技銃です。

ゴム銃の公式競技は、マッチボックス(Match Box)、フライシュート(Fly Shoot)、コインペンドラム(Coin Pendulum)の3種目がありますが、これはマッチボックスとフライシュートに向けて造った銃です。
(詳しいルールは、競技説明を参照ください)

FMF01-1.jpg

2つの競技は狙いやすさと、正確性が重要ですが、フライシュートには素早く輪ゴムを掛けることも必要になってきます。

狙いやすさ安さは、標的を狙う視線に何も遮るものが無いように銃身をフラットにし、3枚合わせで中心に色違いの木材を使うことにより目標ラインをわかりやすくしました。

FMF01-2.jpg

正確性は軽く僅かなトリガーの引きで発射できるように、瞬間解放式を採用しました。

しかし、視線を遮らないようリアフォールドフックを小さくしたため、掛けやすさの面は犠牲になっています。
自分は輪ゴムを掛けるのに、中間で掛けるよりも一気に引いて後ろで掛ける方がやり易いので、リアフォールドフックを最後尾に持ってきました。

フロントフックは、当初は心中ピンを埋め込みしたのですが、何かに当てたとき曲がり易い点と作成時に正確にまっすぐ打ち込む技術に不安があったため、途中から心材の木を削ったフックに換えました。
バレルはいつでも交換できるよう接着せずビス止めだけにしておいたので、こうしてあとから交換も可能です。

さてこの銃の性能です。かなり集弾性は高いのですが、ごくまれに大きく外れることがあります。
なにが原因なのか試していると、どうも外れる輪ゴムは決まって外れるようです。
あさのさんが、別の掲示板で片掛けで輪ゴムが飛び出すとき、バレルに触れないようにしないとあらぬ方向へ飛ぶことがあると解説していました。
今思えばそのことが原因だったかもしれません。

これを持っての競技結果ですが、やはりスピードを要求されるフライシュートはぎりぎり30秒で5発うつことが出来るような状況でかなり焦ったのですが、マッチボックスで22点 フライシュートで45点とこれまでに無い成績を収めることが出来ました。

以来、競技から離れてますので競技用銃を作成してませんので、現状はこれ以上の性能の銃を造っていません。
もう少し時間をかけ色々試して作り上げたいなぁと思うところですが、先にすべきことが多いのでいつになるか予定が立ちません。

名称:競技用単発銃 FMF01
全長:310mm  銃身長:298mm 全高:132mm
適合装弾:オーバンド#16
発射方式:瞬間解放方式
装弾数:1発
材質:ヒノキ、アガチス、マホガニー、ケヤキ
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