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2017-10

前回からの続き、AR-CADの使い方を自分の知っている範囲で、説明していきます。
すこしでもCADユーザーが増えることの手助けになれば幸いです。
※我流の部分もありますので最適な方法ではないかもしれませんが、そこは暖かく見守ってください。
※おそらくそんなことかぁと思われるような内容で終わってしまうと思いますので、CADが使える方はスルーしてください。

まだお持ちでない方は、株式会社システムハウス福知山のHPからダウンロードしてください。
使う分には無料のCADですので、こんな素晴らしいものを提供してくださった株式会社システムハウス福知山さんには感謝いたします。

図面の題材として、構造が簡単なFMD01を使用しています。

今回の作図は、グリップです。
前回まで作図しました、「FMD01単発銃」を開いてください。

それではいつものようにレイヤの設定から入ります。
レイヤ5
図の様に3番レイヤのところで設定してください。
鉛筆を3番レイヤに移動。名称を「インナー」に変更、色を「黒」に変更します。
線幅は「0.13」のままでいいと思います。

さて、名称をインナーにしたのは、グリップの内部の芯材を先に作図するからです。
このインナーは、30ミリ幅の板材を握り易いように斜めに入れます。
おおよその角度でいいのですが。一応仕様を決めておきます。

インナーは30ミリ幅で41ミリの長さにする。
角度は、フレーム右端より5ミリ左の位置から斜めにフレーム下端へと置くようにします。

では、作図です。

まず、5ミリの位置を求めたいので、基準線を引きます。
機能メニューから直線モードにし、距離「5」角度「0」に設定してください。

作図14
フレーム右端から左へと図のように線を引きます。

作図15
さらに距離OFF、角度「90」にして図のように線を引きます。
これでフレームの5ミリの位置が決まりました。

作図16
今度はインナーの斜めの線を引きます。距離「41」、角度OFFにして図のように引きます。
この線が引けましたら、基準線は不要ですので、要素選択で選んで消してしまってください。

今度は前回、バレルで使った「複線」を使います。
複線を選択し、距離を「30」にします。モードはコピーモードにするのを忘れずに。

作図17
図のように複線が引ければOKです。
さて、これでインナーとなるもとの線が引けました。
しかし、複線がこの位置では面白くありません。
そこで、線の伸縮機能を使います。

伸縮1
機能メニューから「伸縮」を選択。

次に図面から伸縮させたい線を選びます。
今回は、直前に引いた複線ですね。それを選択します。
伸縮2
図のように、対象となる線が赤くなって線の上に□が現れる位置へマウスを移動、そのうえでクリックすると選択できます。

伸縮3
うまく選択できましたら、図のようにフレーム上端まで引き延ばします。クロスする位置まで伸ばすと×マークが現れますので、目安にしてください。

さて次は、インナーの下端の水平線を引きます。
作図18
機能メニューから直線モードにし、距離OFF、角度「0」で図のように引いてください。

先ほど伸縮させた複線の下端がはみ出していますね。これも、機能メニューの「伸縮」をつかって、今度は縮めてください。
作図19
こんな形に修正できればいいですね。
しかしインナーの上端の水平線がまだ引けていません。
きちんとした図面にするため、引いておきましょう。

しかし、フレームの線と重なる部分ですので、引けているか見ても良く解りません。
そこでレイヤの機能を使います。

レイヤ6
レイヤのフレームの左にある「目」のマークをクリックすると、目をつむった形に変わります。
そうすると、フレームが図面から消えます。
この状態なら線を引いたかどうかよく確認ができます。
作図20
これで機能メニューから直線モードにし、距離OFF、角度「0」で図のように引いてください。
これでインナーの1つが作図できました。

先ほど隠しましたフレームの表示をもとに戻しましょう。

今度はグリップ部分の作図に入ります。
それではいつものようにレイヤの設定から入ります。
※毎度のことなので、図は省略します。
4番レイヤのところで設定してください。
鉛筆を4番レイヤに移動。名称を「グリップ」に変更、色を「黒」に変更します。
線幅は「0.13」のままでいいと思います。

グリップの仕様は、インナーと同じ幅は30ミリ、長さは82にします。

機能メニューから直線モードにし、距離「82」角度OFFに設定してください。
作図21
先ほど作図したインナーに沿って、グリップの線も引きます。オレンジの○から○へ合わせるように引いてください。

作図22
続けてもう1本のグリップ線も同じように引いてしまいます。
自分はここでも複線を使って引く方法をよく使用しますが、この場合はインナーですでに30ミリ幅が確保できていますので、そのまま引くことができます。

ではインナーと同じ要領で、グリップ下端の水平線を引いてしまいます。
機能メニューから直線モードにし、距離OFF、角度「0」ですね。

グリップ上端の線は、インナーで行ったように、レイヤの表示を切り替えます。
今回はフレームに加えて、インナーの表示もOFFにします。

そのうえで、グリップ上端の水平線を引きます。
作図23
うまくいけば図のように出来ているハズです。

これでグリップ部分の作図は完了しましたが、グリップエンドにつけるインナーの作図がまだできていません。
続けて描いていきましょう。

レイヤの鉛筆をインナーへ移動します。
レイヤ7
線を描く前に常にレイヤの位置を確認する癖にするといいと思います。

まずは、インナーの下端の水平線を引きます。
作図24
機能メニューから直線モードにし、距離OFF、角度「0」ですね。
グリップの表示はそのままにして、重ねるように引いてしまいましょう。
うまく引けているかは、レイヤのグリップの表示を切り替えして確認してください。

ここで再度「複線」を使います。
複線を選択し、距離を「20」にします。モードはコピーモードにします。
直前に引いたインナーの下端の水平線を選択して複線を引きます。
作図25
図のようになりますので、線の伸縮を使ってグリップに合わせます。
伸縮時はマウスを移動しながら×マークがでるのを確認しつつ位置をきめてください。

今度はインナーの側線を引きます。
レイヤを使ってグリップの表示を消しましょう。
機能メニューから直線を選択、距離、角度ともにOFFにして、側線を2本引いてしまいます。
作図26
このように出来ればOKです。
グリップの表示を戻して、インナーの側線と重なっているか確認してください。
ずれているようでしたら、やり直しして、表示を拡大しながら慎重に位置合わせをするといいでしょう。

これでグリップまでの作図が完了しました。

保存するのを忘れずに。

次回はトリガーの作図に入ります。
トリガーは軸を中心にして回転する部分です。そのあたりの作図の方法を説明します。

ここまでお付き合いありがとうございました。お疲れさまでした。

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