ここの切り出しを見てるだけで、自分のガトリング銃が出来ていくみたいでワクワクします。
これからが益々楽しみになってきました。
早く完成しないかな~
少し気が早いですか(笑)
ガトリング式ゴム銃の作成 その3 | 2011/07/29 (Fri) |
その1では動作の仕組みを解説しました。
その2では準備編 材料、道具などを解説しました。
その続きで、今回は、その3 「材料の切り出し」の注意点を解説します。
バレル

バレルは4枚の板材を組み合わせて構成されます。
6ミリ厚の30幅のものを想定して設計しておりますが、手に入り辛い場合には5ミリ厚のものでも代用できます。
長さは~300ミリ程度。肝心なのは4枚を同じ長さに揃えること。
輪ゴムは写真の場合、右から左の方向へと飛ぶことになります。
向かって右の5ミリの切れ込みはバレルの回転をスムーズにする為ですので、かならず必要です。
さらに直角に切っていますが、ここに輪ゴムが掛かるので、この角度が左に傾くと輪ゴムが自然と飛び出してしまいますから注意してください。
向かって左の切れ込みは銃口になる部分。
形はどうあれ、輪ゴムを掛けるようになっておれば大丈夫です。
ですので、簡単な切れ込みを作るだけでも充分に機能します。
注意点としては、その切れ込みには輪ゴムが12~15位は掛かるので、あまり浅くしないこと。
本体

本体部品はこれだけです。
できればホームセンターで切り出しサービスしているところで、切って貰うのか一番です。
※有料が殆ど。しかも購入した木材だけという限定があるところもあります。
穴あけもついでにして貰えるといいので、まずはそいうサービスがあるのか確認してみてください。
切り出しサービスがあるところでも、単純なカットしかしないところもありますので、注意してください。
※ホームセンターによっては穴あけサービスが無くても、ボール盤を使用させてくださるところもあります。
銃床1の切れ込みは、グリップを張り合わせる時の干渉を逃がすためのものです。
切るのが難しい場合は、切り込み無しにしても問題ありません。貼るときに、後ろか上に銃床1を逃がしてしまいましょう。
ここで難しいのは、フレームの切り込みと、軸受1の穴あけですね。
フレームの切れ込みはカットして貰えなくとも頑張ってノコで切りましょう。多少の切りだし誤差があったところで、ちゃんと動きますので安心してください。

軸受1の上の穴は、写真のように長穴にして、糸を掛け易くしてもいいかもしれません。
この穴は、輪ゴムを発射する糸を引くとき、後方へちゃんと引き出せるようにするガイドです。
ですので長穴にした場合は、発射するとき糸が外れないようにする工夫もしたほうがいいかもしれません。
穴の径は5ミリ。5ミリのアルミパイプを挿入しますので、5ミリで開けます。
この穴はボール盤で開けるのが一番いいのですが、無い方はハンドドリルでも開けることができます。
その場合には、垂直に開けるように注意してください。
今回のガトリング銃は片持ちのものですので、ここで開ける穴がどちらかに傾いていると、出来上がったとき銃口が変な方向に向いたものになってしまいます。
穴あけのボール盤もハンドドリルも無い方は、穴を開けずにつくる別の方法を考えましょう。
この方法も検討しようかと思いますが、まったく別物の本体になってしまいそうですので、後日、別のページで解説します。

銃床2は、12ミリ厚の24幅で切り出します。
デザインで角を落としていますが、好みで丸く切り出してもいいし、角を落とさず、ヤスリでかるく丸めておくだけでも良いでしょう。
図面上にも書かれていますが、銃床1を貼り合わせる位置を鉛筆で先に罫書いておくと、作成時に楽です。
おなじく、釘を打ち込む位置に下穴を開けておくと釘を真っ直ぐ打ち込むことが出来て失敗がありません。
下穴の径は打つ釘にもよりますが、1.5~2ミリ程度。
最後はアルミパイプを切ることになりますが、この切断は組み立て時に長さを合わせて切断しますので、ここでは切りません。
切り出しが出来れば、いよいよ組み立て。
その4 組み立て バレル編へ続きます。
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>もぐらさん
ブログのネタにしてるので、ペースゆっくりで申し訳けないです。(笑)
しかし、ストリングリリースは構造が簡単でいいですね。
>あるさん
いらっしゃい。
そーなんですよ、割り箸と思うと、随分派手になってます。
工夫でこんなにも楽しくなるよい見本ですね。
はじめましてゴム銃初心者です
ボール盤がないのでハンドドリルでもいけますか
>まーくん
質問ありがとうございます。
穴は垂直にあけたいところですので、できればボール盤を使ってください。
ボール盤は近くのホームセンターで借りれる場合が多くありますので、
電話なりして確認してみるのも1つの方法です。
それでも無ければ、ハンドドリルでもかまいませんが、
垂直になるよう充分注意してやってみてください。
失敗を恐れず、なんでも挑戦するのが大事です。
そのため、予備のパーツも一緒に作っておくと良いですよ。
頑張ってください。