ガトリング式ゴム銃の作成 その4 | 2011/07/30 (Sat) |
夏休み工作企画 ガトリング式 ゴム銃を作ろう!!
その1では動作の仕組みを解説しました。
その2では準備編 材料、道具などを解説しました。
その3では、材料の切り出しの注意点を解説しました。
今回は、その4 「組み立て バレル編」を説明します。
では、その3で切りだしました、バレルの部品、板材を4枚だします。

その4枚に見え辛いかもしれませんが、写真のように下から9ミリのところに、罫書き線を入れます。
4枚全部に書きましょう。
これは、いまからボンドで張り合わせしますが、それだけでは強度に不安がありますので、釘打ちする位置の目安にします。
※バレルの板材を5ミリにした方は、9ミリではなく8.5ミリ位置に罫書いてください。
※釘打ちは必須ではありません。省略する場合は、もちろん罫書く必要はありません。
さらに6ミリ角のヒノキ材を購入しなかった方は、張り合わせ位置を間違いなくするために、この罫書きを入れた面の裏側に、下から6ミリの位置に罫書き線を入れる必要があります。
では、準備が出来ましたら、木工ボンドで張り合わせします。木工ボンドは乾きの時間短縮のために速乾のものを使いましょう。

6ミリ角のヒノキ材を囲むように、バレルをの板を方向を合わせて張り合わせします。
材料のところで説明しましたように、6ミリ角の空間を中心に作るために、これをガイドとして使います。
木工ボンドは付け過ぎないでください。張り合わせた面を押さえてみて、張り合わせ面からボンドが余って出てくるのは付け過ぎです。
その余ったボンドが6ミリ角のヒノキ材に移ってしまって、6ミリ角のヒノキ材が張りついてしまいます。
あくまでも空間を作りたいので、貼りついて固まらないよう注意をしてください。

1枚が晴れたら2枚目に挑戦します。
9ミリの位置に罫書いた線が外にでるように組み上げてください。
6ミリ角のヒノキ材が無いかたは、6ミリの位置に罫書き線を入れて、それを目安に張り合わせします。

4枚全て貼り合わせしても、まだボンドが乾かないうちはすぐに剥がれてしまいますので、扱いは注意してください。

うまく貼り合わせできておれば、写真のように6ミリ角の空間が中心に出来ているはずです。
※できればやっておきましょう
必ず行う必要はありませんが、やっておいた方がいいのは、リアホールド部分の加工。

写真は100均でうっている、3つで100円の使い切り瞬間接着剤。

これを、バレルのリアホールド部分に染み込ませます。
接着剤が固まりましたら、サンドペーパーで軽く磨きます。
そうすると、リアホールド部分がすべすべになりますので、輪ゴムが動きやすくなります。
こうしておきますと、糸で引きこむとき、スムーズに動きますので、輪ゴムの発射がスムーズになります。
※これは組み立て後でもできますので、気が向いたときにでもやってみてください。
釘打ちと、タコ糸フックの取りつけ
最後の仕上げです。

先に罫書きを入れた位置に、釘を打ち込んでバレルの強度を高めます。
ただし、まっすぐ打ち込んでください。曲がって打ち込んでしまい、折角つくった6ミリ角の穴を狭めてしまうようなことのないように。
まっすぐ釘を打つ自信が無い場合は無理に釘打ちしなくてもいいと思います。
打ち込む釘の長さは13ミリから16ミリ程度でいいでしょう。
写真は真鍮釘を打ち込んでいますが、真鍮は曲がり易いので、まっすぐ打ち込むのが難しいかもしれません。
ユニクロやステンレスのピン釘の方が楽です。

だいたい1面に釘を2~3本打ちこみます。打つ位置は適当で大丈夫です。
4面、全部に打ちこみましょう。

最後は、タコ糸を取りつけるピンを埋め込みます。
どこの面でもいいので、1個所取りつけます。
注意点は9ミリの罫書いた線の上に、リヤホールド面から45ミリ程度の位置に、斜めに角度を付けて穴をあけること。
写真のようにドリルで下穴をあけると角度付けが楽になります。
ドリルが無い場合はキリ穴をあけてもでもいいと思います。

こんな感じにフックを埋め込みます。ゆるい場合は木工ボンドで固めてください。
写真は竹の妻楊枝を埋め込んで、余分な長さの部分をカットしています。
埋め込みのミソはリアホールド方向に角度が付けてあること。
この角度があることによって、最後まで輪ゴムを飛ばし切ったあとは、タコ糸が抵抗なく外れてくれます。
埋め込む妻楊枝などの適当なものが無い場合は、釘を角度つけて打ち込んで、頭をペンチなどでカットしてもよいでしょう。
これで難しいバレルは完成しました。
次回は
その5 組み立て 本体編
に続きます。
※総合ページに戻る
その1では動作の仕組みを解説しました。
その2では準備編 材料、道具などを解説しました。
その3では、材料の切り出しの注意点を解説しました。
今回は、その4 「組み立て バレル編」を説明します。
では、その3で切りだしました、バレルの部品、板材を4枚だします。

その4枚に見え辛いかもしれませんが、写真のように下から9ミリのところに、罫書き線を入れます。
4枚全部に書きましょう。
これは、いまからボンドで張り合わせしますが、それだけでは強度に不安がありますので、釘打ちする位置の目安にします。
※バレルの板材を5ミリにした方は、9ミリではなく8.5ミリ位置に罫書いてください。
※釘打ちは必須ではありません。省略する場合は、もちろん罫書く必要はありません。
さらに6ミリ角のヒノキ材を購入しなかった方は、張り合わせ位置を間違いなくするために、この罫書きを入れた面の裏側に、下から6ミリの位置に罫書き線を入れる必要があります。
では、準備が出来ましたら、木工ボンドで張り合わせします。木工ボンドは乾きの時間短縮のために速乾のものを使いましょう。

6ミリ角のヒノキ材を囲むように、バレルをの板を方向を合わせて張り合わせします。
材料のところで説明しましたように、6ミリ角の空間を中心に作るために、これをガイドとして使います。
木工ボンドは付け過ぎないでください。張り合わせた面を押さえてみて、張り合わせ面からボンドが余って出てくるのは付け過ぎです。
その余ったボンドが6ミリ角のヒノキ材に移ってしまって、6ミリ角のヒノキ材が張りついてしまいます。
あくまでも空間を作りたいので、貼りついて固まらないよう注意をしてください。

1枚が晴れたら2枚目に挑戦します。
9ミリの位置に罫書いた線が外にでるように組み上げてください。
6ミリ角のヒノキ材が無いかたは、6ミリの位置に罫書き線を入れて、それを目安に張り合わせします。

4枚全て貼り合わせしても、まだボンドが乾かないうちはすぐに剥がれてしまいますので、扱いは注意してください。

うまく貼り合わせできておれば、写真のように6ミリ角の空間が中心に出来ているはずです。
※できればやっておきましょう
必ず行う必要はありませんが、やっておいた方がいいのは、リアホールド部分の加工。

写真は100均でうっている、3つで100円の使い切り瞬間接着剤。

これを、バレルのリアホールド部分に染み込ませます。
接着剤が固まりましたら、サンドペーパーで軽く磨きます。
そうすると、リアホールド部分がすべすべになりますので、輪ゴムが動きやすくなります。
こうしておきますと、糸で引きこむとき、スムーズに動きますので、輪ゴムの発射がスムーズになります。
※これは組み立て後でもできますので、気が向いたときにでもやってみてください。
釘打ちと、タコ糸フックの取りつけ
最後の仕上げです。

先に罫書きを入れた位置に、釘を打ち込んでバレルの強度を高めます。
ただし、まっすぐ打ち込んでください。曲がって打ち込んでしまい、折角つくった6ミリ角の穴を狭めてしまうようなことのないように。
まっすぐ釘を打つ自信が無い場合は無理に釘打ちしなくてもいいと思います。
打ち込む釘の長さは13ミリから16ミリ程度でいいでしょう。
写真は真鍮釘を打ち込んでいますが、真鍮は曲がり易いので、まっすぐ打ち込むのが難しいかもしれません。
ユニクロやステンレスのピン釘の方が楽です。

だいたい1面に釘を2~3本打ちこみます。打つ位置は適当で大丈夫です。
4面、全部に打ちこみましょう。

最後は、タコ糸を取りつけるピンを埋め込みます。
どこの面でもいいので、1個所取りつけます。
注意点は9ミリの罫書いた線の上に、リヤホールド面から45ミリ程度の位置に、斜めに角度を付けて穴をあけること。
写真のようにドリルで下穴をあけると角度付けが楽になります。
ドリルが無い場合はキリ穴をあけてもでもいいと思います。

こんな感じにフックを埋め込みます。ゆるい場合は木工ボンドで固めてください。
写真は竹の妻楊枝を埋め込んで、余分な長さの部分をカットしています。
埋め込みのミソはリアホールド方向に角度が付けてあること。
この角度があることによって、最後まで輪ゴムを飛ばし切ったあとは、タコ糸が抵抗なく外れてくれます。
埋め込む妻楊枝などの適当なものが無い場合は、釘を角度つけて打ち込んで、頭をペンチなどでカットしてもよいでしょう。
これで難しいバレルは完成しました。
次回は
その5 組み立て 本体編
に続きます。
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