フルオートはなかなか難しいですよね!!
どちらかというとこういう複雑な機構が大好きな
HTIおじさんです。(笑)
作くりやすさと、再現性の良さが合体すると
おじさんにも作れそうなかんじがします。。。(苦笑)
連発ゴム銃 FAF02 | 2008/10/29 (Wed) |
実はフルオートの連発銃を造ろうと色々模索してましたが、このフレームではどうしても無理だとあきらめて、セミオートに切り替えたのです。
なので満足できませんが、一応は動くことは動きますので、終結させるために完成としました。
デザインは細身のグリップにして、フレームとグリップの素材にエンジュを使ってアクセントとしました。
色が濃い茶色ですので、一風変わった趣です。

構造は、四角翼を基本とした連発銃です。
なんとも複雑な機構となっていますが、当初からセミオートにするつもりであれば、こんな面倒な機構にはきっとしませんでした。
作る途中に1カ所フレームに穴を開けてしまったので、これを無理に利用しようと考えた結果、こんなことに。(^^ゞ

動作ですが、
トリガーには2つのスライド板が連結されています。
初期位置は、四角翼を下段のスライド板がストッパーになって回転を止めています。
この状態で、バレルの先端から輪ゴムを引き、四角翼がフレームより出ている部分に掛けます。

その状態からトリガーを引くことにより、2つのスライド板が引かれます。
ストッパーとなっている下段のスライド板が解除され、四角翼が回転しますので、輪ゴムが飛び出します。
しかし、上段のスライド板が上部の回転カムを動かして、四角翼を斜めの位置で止めますので、後続の輪ゴムがあっても一気に輪ゴムは飛び出しません。
再び、トリガーを戻すと、四角翼を下段のスライド板が止めます。
これによって連発銃のセミオートの機構を実現しています。
バネを2つも使った贅沢な造りです。
引きバネだけでも充分動作しますが戻りが悪くならないように2つにしました。
羽根とストッパーのクリアランスが非常に微妙で、神経質な構造になっていますので、すぐに動かなくなりそうです。
名称:FAF02
全長:230mm 銃身長:220mm 全高:140mm
適合装弾:オーバンド#16
発射方式:瞬間解放方式セミオート連発
装弾数:10発
材質:ヒノキ、エンジュ、シナベニア
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>HTIおじさん
フルオートはですね、ちょっと試してみたいことがあって作り出したんですが、見事に玉砕しました。(笑)
この機構になると私の得意(?)の現物合わせでは微妙なクリアランスが作れませんので、図面を少し引いてます。
複雑になれば、なんやらメカって感じになりますから、考えた通りに動けば達成感があり面白いですね。
HTIおじさんの複雑な機構が大好きと言われるのは解ります。(笑)
こういう手の込んだ無駄とも思える機構を私も作ってみたいと思うのですが、最近なんだか気力がなくなってきました。
いろいろ挑戦する気持ちを持ち続けたいですね。
頑張ってください。
ゴム鉄砲ですからどんな形でもありだと思いますが、実銃でセミオート拳銃の形状でフルオートを組み込んだものは非常に少数派のはずです。それをいいわけに私は短機関銃専用設計にしています(笑)。限られたスペースの中に組み込むのもおもしろいんですが。
>ダボ爺さん
なにをおっしゃいますか!
いつも色々試すのが早いなぁと感心してます。
それに作る銃にダボ爺さんの雰囲気がしっかりありますので、もうブランドイメージまでありますから羨ましい限りですよ。
>KEROKERO火器商会さん
そうなんですね~、自分もこの小さいフレームの中にフルオートの機構を入れてしまおうと考え、これなら行けるかな?と思うところがあったんですが。。。(笑)
グリップの所の工夫も必要じゃないかと思い始め、もう貼り付けしたものでは後の祭りでした。
しかし、このフルオートを作るとき、なんどもKEROKERO火器商会さんのHPを拝見してまして、確かに10年の歴史があるなぁと思います。
作ってみて、深く構造が理解できるものなんですね。
なんとか面白い遅延装置できないかなぁと思ってますが、、、、(^^ゞ
>親バカハンターさん
これはですねぇ(^^ゞ
本文にもありますが、
当初からセミオートにするつもりであれば、こんな面倒な機構にはきっとしませんでした。
没にしても良かったんですが、使った素材がちょっと良かったので無理矢理完成させた結果、こうなりました。
自分では本当は不本意なんですよ。(^^ゞ
これのリベンジ作を作りたいとは思ってますが、その前に作らなきゃならないものもあるので、ちょっと棚上げです。